いよいよ宵山、そして山鉾巡行。京都も最も熱い一日!
宵々々山の7月14日、店を早目に片づけて駒形提灯をレンズに収めようとプラリ出掛けて参りました。
今年は後祭のしんがり「大船鉾」の龍頭が実に150年振りに再現されたとあって話題には事欠きません。
明け方の雨もあがり京都特有の蒸し暑い1日となりました。お稚児さんによる注連縄切りを無事に終え、いよいよ山鉾巡行が始まり前祭の盛り上がりはピークとなりました。新町御池で先頭の長刀鉾を待つ事しばし…外なのに人の熱気で息苦しくなる程。セミの大合唱をかき分け御池通りを悠々と長刀鉾が進んできます。雨除けのカバーを掛けない大英断にレンズを向ける側としては感謝の一言です。やはり長刀鉾の懸物は素晴らしい。
今年は5年振りに日曜日。なんとかお天気にも恵まれ20万人近い人出だったとか…
禿は自力で鉾を降り、お稚児さんは強力が担いでおります。これでお稚児さん達のお役目は終わり。最後の辻回しとなります。数メートル先で行われる10トンを超える鉾の辻回し。事故の無いように…固唾を飲んで見守ります。音頭取りのエンヤラヤーの掛け声で見事3回で辻回し完了。鉾町へと帰って行きました。
鉾町並びに関係者の皆さん、本当にお疲れ様でした。何名か知った顔もありました。大切な神事であり、日本を代表するお祭りはこうやって支えられている事を改めて知り、心からありがとうの気持ちで一杯です